今川児童館(杉並区)等5児童館共催で安全教室をおこないました(2月10日)

2月20日、今川児童館を中心に5つの杉並区内の児童館の共催で、犯罪からの安全教室を実施しました。

来年度から1年生になる子どもたちだけでなく、年長さんから5年生、そして保護者の方まで1時間半という長い時間を、最後まで皆さん熱心に参加してくださいました。

児童館の先生方もとても熱心に、早くから準備に取り掛かってくださいました。「たくさんの子どもたちに思い切り体を動かして学んでほしい」という強い思いから、わざわざ広い会場をご用意してくだったり、別日の講座に足を運んでくださったりしました。頭が下がります。

杉並に伺うたびに、子どもの安全をどうやったら守れるか、真剣に考えている方との出会いが増え、とてもうれしく思います。

子どもたちにもぜひ、10年後、20年後の杉並の安全をどうやったら作れるか、考えられるような大人になってほしいと願っています。

ご参加くださった皆さま、そして児童館の先生方、本当にありがとうございました!

 

【参加した保護者の感想】

・わかっているようでも、実際に体験すると難しいことがわかりました。練習しておいてよかったです。

・普段頭ではわかっている「安全のためにどうすればよいか」だが、実際に声を出す、体でやってみることで、改めて体で覚えさせることができたように思いました。「はちみつじまん」をしっかり覚えたいと思います。

・分かりやすく教えていただきありがとうございました。あんまり警戒して、挨拶をできない子にはなってほしくないので、「はちみつじまん」のように、具体的な”怪しむポイント”を聞け、本人に注意がしやすくなりました。

・実際、犯罪者側の動きや視線になってみて、子どもとやってみることで想像とちがった部分があり大変勉強になりました。子どもたちがどんどん上手ににげれるようになっていて、大切なことを学ばせていただきました。

・地域のために、子どもたちのために自分もよく周囲を見て声をかけていきたいと思った。

・日々あやしい人出没のメールが来ていても、具体的にどう対策したらよいかわからず運頼みでした。今日教えていただいたことを、日常一緒に歩く中で確認していきたいと思います。

朝日小学生新聞(2018年2月14日)に掲載されました

朝日小学生新聞さまに当機構代表理事の清永奈穂を取材していただきました。
とても丁寧に取材してくださり、わかりやすく、盛りだくさんの記事をご執筆いただきました。
小学生向けの媒体ですが、大人の方にもぜひ読んでいただきたいです。

2月は、塾通いが始まるなど、子どもの生活環境が変わる時期です。
「安全」と思っていた場所も、季節や時間帯でがらりと様子が変わります。
ぜひ一度、親子で歩き、いざという時に駆け込める安全な場所と合わせて確認してみてください。
そして、困っているお友だちを見つけたら、声をかけてあげてほしいなと思います。

危険を感じる力つけよう (朝日学生新聞社) – LINEアカウントメディア https://lin.ee/44ASp8d?utm_source=line&utm_medium=share&utm_campaign=none&share_id=tTC18612465856

再度、英国の寄付助成財団「The UK Online Giving Foundation」からご寄付をいただきました

表記団体より、また追加のご寄附を頂きました。本当にありがとうございます。厳しい運営を続けている私どもにとり、本当にありがたい寄付でございます。
自主研究「幼稚園年長さんにおける地震からの安全研究会(平井邦彦・長岡造形大学名誉教授代表)」の運営資金として使わせていただきます。同研究会の下で進めています「大地震その時どうする・幼稚園年長さん屋外編学習ノートづくり」も最終段階に至っております。
先日、気象庁より「これから30年以内に80パーセントの確率でマグ二チュウド8の南海トラフ地震が起こる」と発表されました。確率80パーセントということは、あの鈴木一郎が10回打席に立って、その内の8本が安打になるということです。別な表現をすると、パチンコの玉の10個の内の8個が、どう表現して良いか分かりませんが、ともかく大当たりするということです。おそろしいことです。
(文責 清永奈穂・砂川優子・堤紘子  2018・02.09)

港区で女性向けの防犯講座を実施しました

港区危機管理・生活安全担当課の主催で「犯罪者の行動分析に基づく女性のための体験型防犯研修会」と題し、主に女性向けの防犯講座を実施いたしました。

私どものプログラムの最大の特長である「犯罪者の行動分析」をもとに、犯罪被害に遭わないために気をつけるべきことや、万が一腕をつかまれたりした場合にどのように逃げるかを夜の路上に出たりしながら「体験型」で練習しました。

実際に夜道に出て犯罪者が狙ってくる距離を体感しました

 

小学生から60代まで、幅広い方々にご参加いただきましたが、大きな声を出したり、全力で走ったりと、皆さまとても積極的に受講してくださいました。

「犯罪者ってこんな前から狙っているなんて…」「何に気をつけて歩いたらよいかわかって心強い」など、さまざまな感想をいただきました。

参加者の皆さま、企画してくださった港区危機管理・生活安全担当課の皆さま、ありがとうございました。

犯罪者の行動特性の基礎的なことを学びました

松戸市立常盤平第二小学校で安全教室をしました

1月16日、松戸市立常盤平第二小学校で犯罪からの安全教室をおこないました。

1年生と保護者がご参加くださり、体験盛りだくさんの1時間になりました。保護者が来られなかった子どもたちにも、皆さんが温かく練習のサポートをしてくださり、「自分の子だけでなく、まわりの子どもも少し気に掛ける」という、地域で子どもの安全を守る最も基本的なことを実現することができました。

今回は「自分の身は自分で守る」ということをテーマで学びましたが、最後に「もしもお友だちが困っていたら、助けてあげられるような人になろうね」というお話をしました。掲示板やまちの汚れを見つけたら、大人と一緒にきれいにしてみるなど、自分の家だけでなく、少し周りにも目を配れる、そんな人に育ってほしいなと願っています。

練馬区青少年育成関地区委員会で講演させていただきました

練馬区青少年育成関地区委員会で講演させていただきました

1月18日、練馬区の青少年育成関地区委員会環境部会の皆さまからお声がけいただき、講演をさせていただきました。

大変ありがたいことに、昨年に引き続きお呼びいただきました。今回は「そのときあなたならどうする」と題し、実際に参加された方ご自身や、お子さんに起こりうる様々な危機にどう対処するか、ディスカッションやロールプレイを通じて、被害者・加害者にならないために必要なこと、犯罪者の基本的な行動原理や安全なまちを作るために必要なことをお話させていただきました。

大きな声を出したり、不審者に扮したりなど、皆さまに積極的にご参加いただき、私たちも学びの多い2時間となりました。関地区の皆さまありがとうございました。

大きな声を出す練習にも積極的に参加してくださいました

「こんなときどうする?」という問いに対して考え、実演していただきました

 

<ご参加くださった方の感想>※環境部会の皆さまが取りまとめてくださったものから抜粋

 

 

・同じ内容の講演を何度聞いても役に立つし身につくので、親はもちろん子供たちに向けても定期的に開催してもらいたいと思いました。

・中学生になって行動範囲が広がり、親が見守れないことが出てきたが、去年講座を受けてから、子供にしつこく1ヶ月に1回は話し合うようになりました。

 

・本日の講習会とても参考になりました。防犯対策だけではなく、災害と絡んだ話がとても興味深かったです。1年に1回はこのような防犯に関する話を聞く機会があればと思います。忘れてしまうので。

・頭を使って考えて、自分がしっかり参加していると実感できるすばらしい講座でした。

・本日は有難うございました。多方面に色々と知ることが出来て勉強になりました。早速、子供と話し合いたいと思います。実技も学べて良かったです。親子で練習します。シャトルラン、20mの距離を体得する為にもとても良い事だと思いました。

 

・漠然とした不安が少し具体的にわかりました。自分自身、子供にとってもためになる講習会で参加出来て良かったです。

・神社の近くに住んでいるので、暗くなると視界が悪くなり、危ない事を子供たちに言い聞かせ、意識して歩くように言っています。それでも万全ではないと思っているので、講座で学んだ事を家族で話し合いたいと思います。

 

静岡新聞(2018年1月19日夕刊)に、代表理事清永奈穂のコメントが掲載されました

静岡県が実施した平成15年以降過去3+今回=4回の県民安全調査の一部について、静岡新聞(2018119日夕刊)に、代表理事清永奈穂がコメントいたしました。

静岡県くらし交通安全課体感治安調査 犯罪被害通報せず56% 

以下、記事にリンクします。

http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/448024.html

※記事より清永のコメントを抜粋(静岡新聞2018年1月19日夕刊)
■体感治安向上を アンケートの報告書を作成したシンクタンク「ステップ総合研究所」(東京)の清永奈穂所長の話
刑法犯認知件数が減少しているのに、犯罪への不安がそれほど解消されていないのは、数字と個人の被害体験に乖離(かいり)があるためだ。被害に遭った人は「自分に落ち度があった」と感じていたり、「大げさにしたくない」「それほど重大な事案ではない」と考えたりして警察への通報をためらっていると推測される。ドメスティックバイオレンス(DV)や性犯罪、振り込め詐欺などの犯罪に対する不安感は高い。体感治安を向上させるためには潜在化している事案を表に出し、解決していく努力が必要になる。

(文責  堤紘子  2018・01・23)

板橋区立前野小学校での体験型安全教室

11月最後の土曜日、板橋区にある前野小学校にて、体験型安全教室を行いました。

とてもきめ細やかにご準備くださったPTAの方々とともに、

非常に新しくきれいで快適な体育館で、のびのびと親子ペア―で安全教室を開催することができました。

2時間という長い時間、子どもたちがあきることなく、真剣に安全について考え、体を動かしてくれたのも、

保護者の皆さんや、ご担当の委員の皆様のおかげです。

これからも前野小の子どもたちが安全でありますよう、心から祈っています。