朝日小学生新聞「危険について親子で話そう」

本日の朝日小学生新聞に練馬の事件を受け、「危機について親子で話そう」が一面に掲載されています。

「日ごろから注意をしておくことで、身に及ぶ危険を減らせます。NPO法人体験型安全教育支援機構」の清永奈穂さんは
「前をしっかり見て、怪しい人がいないか気を付けながら歩くことがまず大切です」と強調します。怪しい人の特徴は「はちみつじまん」と覚えるとよいそうです。
「は」話しかけてくる人、「ち」近づいてくる人、「み」みつめてくる人、「ツ」ついて来る人、「じま」じっと待っている人、そういう人には「ん?!」と注意。
 NPO法人「子どもの危険回避研究所」の横谷真理さんは「なるべく大勢で行動して、絶対に一人にはならないこと。もし一人になったら、ときどき振り返り、後ろに気を配ってください」と呼びかけます。清永さんも「人通りの少ない場所や周りから見えにくい場所は使わないようにし、遠回りになっても大通りなどを利用してください」

防犯ブザーは心強い味方になりますが、手の届くところにつけるなど、すぐにならせる状態にしておくことも大切です。
 怪しい人が前から近づいてきた場合はどうしたらよいでしょうか。「早めに逃げてください。どこでもいいから、駆け込んで大人に助けを求めて。大声で助けも読んでください。」(清永さん)  
 後ろから抱きつかれた時などに、とっさに大きな声を出せるように、日ごろから練習も必要です。「助けて」と叫ぶ以外にも、「お母さん!」「お父さん!」などでも構いません。怪しい人を見かけたら、親や先生にすぐに伝えてください」
(朝日小学生新聞 2013年6月30日 より抜粋)

ちなみに、「早めに逃げる」とは、だいたい相手と6メートルから9メートル離れたところで気付くことです。それ以上近いと、ナイフを持った犯人には容易に捕まってしまいます。そして振り返って、なりふり構わず20メートル以上は走る、勇気を出して走ること。日ごろから機会をつくって練習しましょう。

1月18日に新潟県私立わかば幼稚園で親子体験型安全教育を行いました。

新潟県新発田市内にある私立わかば幼稚園で、安全教室を行いました。年長者だけで、なんと!!108人という大人数!まずは、パネルシアターを観てもらい、それから、体験しながら「行きません」「大声の出し方」「走って逃げる」等々を行いました。大人数を感じさせないくらい、「しっかりくん」に「しっかりちゃん」ばかりで、みんな上手にできました。保護者の方々もとても意識が高く、春から1年生になって安全に登校するために学んで欲しいという気持ちがとても伝わってきました。わかば幼稚園の年長さん、保護者の方々また先生方、大変ありがとうございました!!

三鷹市立保育園で「体験型安全教室」を行いました。

三鷹市立保育園の父母会の方からの要請で、親子で学ぶ体験型安全教室を行いました。春から1年生になる年長児を対象に、親子で体を動かしながら、行いました。その後に保護者の方から、「子供たちも楽しんで体を動かせていて、とても具体的だった。」「保護者向けの質疑応答も的確に答えて頂き、本当によかった」という有りがたいお声を頂きました。ご参加いただいた、年長の皆さん、保護者の方々に本当に感謝です。ありがとうございました!!

三鷹市内の保育園での「体験型安全教室」
三鷹市内の保育園での「体験型安全教室」

東京都子供見守りボランティアリーダー育成講座にて、子供と犯罪についてお話してきました。

 東京都青少年・治安対策本部の方が今回開催した講座(1月12日、19日)に、子供と犯罪について、清永理事長と原の二人で、お話してきました。ボランティアの前線にいる方々の前でお話するのは、大変恐縮でありましたが、なぜ、犯罪がうまれるのかという話から、犯罪者の種類、また、どのような子供を狙うのか、狙われないためには、どうしたらよいのか等のお話をしてきました。

 1月26日の新聞の記事によると、全国の公立小学校などの通学路での危険な場所が、7万4000か所と記載されておりました。これは、主に交通事故などの危険か所でありますが、この講義でもお話したように、危ない目に合わないためにも、子供は、「前をみて歩く」、「20m先を見ながら歩く」または、ボランティアの方も前後左右20m先を意識しながら見守ること、事故や犯罪を未然に防ぐことにつながりますので、意識して頂ければと思いました。

 講義の場を設けて下さった治安対策本部の皆さま、聴講下さったボランティアの皆さま、本当にありがとうございました!!

文京区内私立幼稚園にて体験型安全教室を行いました。

昨年に引き続き、今年も、親子で体験型安全教室を行いました。全園児にパネルシアターを観てもらった後に、年長児と保護者の方に、実際に知らない人に話しかけられたらどうする?という場面設定を体験してもらったり、保護者の方々がランドセルを用意して下さったおかげで、全年長児が、実際に重たいランドセルを担いで走って逃げる体験ができました。参加頂いた皆さん、本当にありがとうございました!!

「ダ・ヴィンチ」に書評が掲載されました。

当機構理事清永賢二、および代表理事清永奈穂が著した「犯罪者はどこに目をつけているか」(新潮新書 2012年9月発行)が、「ダ・ヴィンチ」の書評欄に掲載されました。

(書評は此方)

http://ddnavi.com/news/93543/

犯罪者の行動生態について書かれた本ですが、伝説の大泥棒「猿の義ちゃん」の指南の部分に、読んでくださった方の注目が集まっているようです。お手に取っていただければ幸いです。