NHK「親子で身につける防犯術」が国際放送で海外でも放送されることになりました。

今週、来週(再放送)Eテレで放送される、  

「まいにちスクスク 親子で身につける防犯術」が、

NHKの国際放送で海外でも放送されることになりました。

5月に1ヶ月間、週に1回の放送です。

(地域によって放送時間等は変わるそうです)

http://www.jstv.co.uk/kids/index.php

趣味・教養

http://nhkworldpremium.com/guide/genre.aspx?genre=9&ssl=false&c=26

色々ある中で、選んでいただいたのはすごくうれしく、これも寒い中がんばってくれた、子どもたちのお蔭です。もちろん、「わかりやすく伝えたい!」と苦労してくださったディレクターさんやカメラマンさん、編集さん等のお力です。

子どもの防犯がテーマですが、楽しく学べる番組です。

もし、海外でNHK Worldが見られる環境にいる方々がお知り合いにいらっしゃったら、お伝えください。

http://www.jstv.co.uk/kids/index.php

NHK Eテレ 「親子で身につける防犯術」放送中

2014年4月21日~24日まで、「親子で身につける防犯術」が放送されます。

http://www.nhk.or.jp/sukusuku/maisuku.html

弊所が監修、協力させていただいています。

幼児からの安全教育について、わかりやすくまとまっていると思います。

お時間あれば、親子でご覧ください!

2014年4月15日 都内私立中学校にて安全教室を行いました!

 新年度最初の体験型安全教室を私立中学校にて行いました!

 ここ数年毎年訪れているこの中学校、3年生は3度目の安全教室という事で3年生が今までの知識を1年生に教えてあげよう!という担当の先生が考えてくださったアイデアで前半を行いました。

新学期始まってまだ間もない中、3年生はパワーポイントを自分たちで作って発表を行ってくれました。1、2年生は真剣な中にも楽しく聞くことができたのではないでしょうか。

後半は外に出て体験の時間。実際に20メートル逃げる、大声を出す、ロケットダッシュなどの練習をしました。

3月5日 高学年女子のための安全教室

小学校5,6年生を対象とした、高学年女子のための安全教室が、目白台交流会館で行われました。

三重の事件の犯人が捕まった直後だったので、子どもたちと事件について改めて話しながら、怖いことは誰にでも起きる可能性はあるが、最後は自分で自分を守るんだ、と確認しあいました。

「私はこわいことがあったら、まだまだあんなこともこんなこともしてないから、死ねない!死ぬわけにはいかない!と思って頑張る!」

「何を優先しなければならないか、その時その時でちゃんと考えられるようにする」

などなど、終わった後の感想で、こちらが「へー、すごいな」と感心する言葉が次々でてきました。

自分の命よりも大切なものはない、という言葉もきれいごとではなく、自然に出てきました。

実は、高学年対象にもかかわらず、保護者の方も参加してくださり、どんなに大きくなっても、心配だし大事なわが子だ、ということもお話しいただいたので、自分の命の大切さを、あらためて子どもたちもぉ感じてくれたようです。

被疑者は捕まってよかったのですが、捕まってもなお、解決していないような気がしてなりません。何度も現場に行ったので思い入れが深いからかもしれませんが、とてもざらざらした気分が残ります。

あの夜道を、スーパーからつけて行って、隙を狙って一人で襲ったのか。だとしたら彼女は何ができただろう。いろいろ考えてしまいます。

未来ある子どもの命が奪われる、また、未来ある若者が「社会への復習」と称してやぶれかぶれに一線を越えてしまう、その様な事件が連続しています。

加害者にならないためにも、被害者にならないためにも、教育が、ますます大切になってきていると思います。

(清永)

中央区での体験型安全教室

昨日、中央区の浜町スポーツセンターで、「親子で防犯防災 1・2・3!」が行われました。1歳から6歳まで、親子でご参加くださった皆さん、本当にありがとうございました。

 お手伝いいただいたボランティアの方々、中央区社会福祉協議会の方々、そして車いすで参加くださった方、感謝申し上げます。

 最後に、車いすの人がいたら地震の時にどうやってにげたらよいか、いつもボランティアをされている方から教えていただきました。

 まず、大きな声で「ここに車いすの人がいます!助けてください!3人くらい来てください!」と叫びます。そして、ブレーキを引き、横と後ろについて、車いすを持ち上げます。

 もし、車いすが重かったら、車いすの人に手助けをして一緒に歩くのですが、そのときに必ず、「どうしたらよいのか、どうしてほしいのか」を聞くことが大事だと教わりました。

 無理やり抱っこしたりおんぶしたりせず、如何してほしいのか聞き、それから手を添えることが大切だそうです。

 また、小さい子ども連れの場合、子どもを車いすの方に抱っこしてもらって避難する、ということもできるそうです。

 昨日は実際に車いすがあったので、お父さん、お母さんに体験もしていただきました。

 自信についても犯罪についても、子どもから、大人まで楽しみながら体を動かし充実した時間になったのではないかなあ、と思います。

 またまた写真が取れなかったのですが、近日中に、中央区のサイトで見れるようになるそうです。そのときにはまたご案内します。

 写真は、別の講座の写真ですが、ガラスを踏まずに逃げる練習をしているところです。

3月11日 0,1,2歳からの安全教育

昨日は、杉並区天沼児童館で、0,1,2歳のお子さんをお持ちのお母さん、お父さん対象に、「0歳からの安全教育」についてお話ししました。

 いったいゼロ歳からって、なにやるの?という疑問を抱きつつも参加してくださったお母様、ありがとうございました。

 子どもたちも一緒に参加だったので、しかもまだヨチヨチ歩きの子どもたちなので、まさかのロケットダッシュなどはもちろんやらず、読み聞かせ、紙芝居、パネルシアターなど入れつつ、その合間にお母さんたちにお話しする、という感じで行いました。

 先日、ロンドン大学で、「4歳までにしっかりお母さんの話を聞く、我慢する、ということができていないと、その後どんなにしつけをしようとしても身について行かない」という研究結果が出ました。

 日本でも、実は同じような研究を私たちもしており、やっぱり、と思った次第です。

 ずいぶん前になりますが、特別顧問の清永賢二が、非行少年の生育歴を調べたところ、お母さんとのアタッチメントの質と量が少なく、お父さんにちゃんと叱られなければならないときに叱られてない子どもが、中学になって非行にはしる傾向にある、ということがわかりました。

 また、海外で、特にアメリカでは、非行少年の更生施設で、「待つ」つまり「我慢する」教育を徹底して再教育する、ということも、現場も見てきました。

 しっかり見る、ちゃんと聞く、待つ、ということは、小さい頃の生活で、十分身につけることができます。

 たとえば、「ご飯はみんなが座ってから食べる」、「あと3回ブランコに乗ったらおうちに帰ろうね」など、少しずつ家族のお約束やルールを覚え守ること。

お母さんのお膝でご本を読んでもらう心地よさを味わいながらしっかりお話を聞くことを体得する、など、実は普通の生活の中で、子どもたちは大事なことを学んでいます。

 この基本的な生活の積み重ねがやがて、加害者にもならない、被害にも遭いにくい安全基礎体力につながると思います。

 昨日は、なにはともあれ子どもと目を見てお話しし、子どもとゆっくり遊び、子どもとお散歩し、おいしいご飯をしっかりたべる、ということが、犯罪から子どもを守る大事な第一歩です、というお話をしました。

 1,2,3歳の時は、一番大変な時かもしれませんが、後から考えると、実に尊い時間でした(自分の体験から)。本当にかわいい時期ですよね、慈しんであげてほしい、と思いました。

 写真は、幼稚園で防犯ブザーの鳴らし方を教えているところです。防犯ブザーを鳴らしたり、声を出したり、ということも、幼児の時に、大事にみんなに見守られてる、という気持ちが育っていないと、できないのです。