キリン福祉財団子育て応援事業助成「安全教育地震専攻指導士補」養成講座 開講予定のお知らせ

このたび、公益財団法人 キリン福祉財団(キリンビール株式会社が設立した福祉目的専門の財団)の助成金を受けて、大地震からの子供の安全確保を目的として「行動する地域ボランティア育成」のための講習会を開催予定です。
この講座の目的は、子どもたちに大地震からの避難に必要な能力を、「体験的な安全指導」を通して身につける「体験型安全教育」を行う人材を育成する事です。

従来の「机にもぐる」といった避難活動にいたる前の「揺れのその瞬間」にどこにいても子ども達が自力で判断できる力を身につける為、また、発達段階に応じて被災後の「共助(助け合う)力」も身につける為の体験型安全教室を開催し、指導を担う人材を育成します。

開催日時:平成29年7月末~8月初旬うちの1日講座(午前2時間、午後4時間程度)
開催場所:東京都文京区内
予定人数:30名程度
申込方法:メールまたは、ファックスにて。応募多数の場合は、先着順。
参加費:未定
応募資格:子どもの安全に興味・関心がある方。また、活動を通して地域社会への貢献等を考えている方。幼稚園・保育園関係者、学校関係者 で従来の避難訓練をより充実した形にしたいと思っている方。
具体的な講座内容、および日時、申込方法等はご覧のHP上にて随時お知らせいたします。また、お問合せはinfo@safety-education.orgまで。

新一年生のための安全教室

今年に入り、幼稚園や保育園での新一年生のための安全教室が多くなっています。

文京区柳町子どもの森、荻窪の保育園の保護者の方々開催による安全教室、板橋区立すみれ幼稚園など、それぞれ新一年生になる前に、

子供たちにしっかりと安全の「基礎」を体験して学んでほしいという先生方や保護者の方々のご要望で呼んでいただいています。

年々、そのご要望が増えているのをみると、体験しながら学ぶその大切さがじわじわと浸透してきているのかなと思います。

まだ春休みなどの教室の受付をしています。ご興味のある園、保護者の皆様などkatudo4いらっしゃいましたら、ぜひお声がけください。

読売新聞「[教育ルネサンス]学校の危機管理<2>通学の安全、小1対策急務」で安全教室が掲載されました。

子供たちの交通事故の被害を受け、私たちが講師として赴いた新一年生のための安全教室の内容が、読売新聞[教育ルネサンス]学校の危機管理<2>通学の安全、小1対策急務」に掲載されました。子供は視野が狭く、なかなか周りに注意しながら歩くことはできません。新一年生になる前に、ぜひ、親子で通学路を歩き、車が飛び出しやすい場所、スピードを上げやすい場所などをチェックし、安全な歩き方を教えてあげていただければと思います。

 

http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170126-118-OYTPT50361/list_KYOIKURENAISSANCE

子ども安全リアルストーリー<エレベーター編>が再放送されました。

本日、NHK Eテレ「子ども安全リアルストーリー<エレベーター編>」が再放送されました。

前回の放送が好評だったとのことで、再放送となりました。視聴してくださった皆様ありがとうございます。

見逃してしまった!という方々、こちらでもご覧いただけます。

http://www.nhk.or.jp/sougou/anzen/?das_id=D0005180227_00000

他にも、自然災害や、自転車等、知っておかなけければならない大切なことがシリーズ化されています。

ぜひこの冬休み、親子でご覧ください。

 

清永奈穂

一般社団法人「安心安全教育協会」が 認可されました

上記表題の一般社団法人が認可されました。代表は、元日本女子大学教授で(株)ステップ総合研究所の特別顧問である清永賢二が就任しました。

 

この一般社団法人を作ることは清永の長年の夢でした。

夢は「次世代の人間=日本人を創ること」にありました。

今の子どもたちは、あまりにも目に見える実際的な危機に囲まれていると思います。彼らが危機に直面し、死んでしまえば、あるいは死ぬまでもなく生きる希望を失ってしまえば次世代も何もありません。

 

その危機を乗り越える力(=安全基礎体力と呼んでいます)をいかにして付けるか、が清永の夢でした。

その力は、実学から学び取るものであり、体験をベースにする以外ないものと思い定めております。

 

視野に収める危機は、現在の所、①犯罪、②地震、③交通安全、④いじめ問題、⑤児童虐待、⑥一般青少年問題、⑦高齢者詐欺被害問題、⑧女性犯罪被害問題そして⑨外国籍流入子弟に関する問題などです。

これらを検討する基礎的資料(書籍やDVD、写真など)は、諸外国のものを含め膨大なものがあります。特に写真は、国内外のもので5万点以上あります。

 

これまで①NPO組織(体験型安全教育機構)、②研究組織((株)ステップ研究所)を創ってきました。研究所は創ってから20年近くになろうとしています。決して派手ではありませんが、研究所で体験教育のベースとなる研究や教科書そしてDVD作りを重ね、NPOでそれを普及すべく大忙しの毎日です。

昨年末には、愛知県名古屋市でおそらく世界で初めての体験教育施設も昨年作りました。(詳細はステップ総合研究所)。

 

この安全教育の問題と必要性は、中教審も提案し、3年後からカリキュラムに正式に入るものと思います。

 

そういうことを下敷きにおいて、こういう問題は、社会全体で取り組む問題だと思っております。そこで③社団法人を創り、多くの方の参加を下求めることを考えました。この組織を作ることで今までの2つの組織、研究所は研究、NPOはその実践、社団法人は多くの方の参加の窓口、と三拍子が揃うと思っております。

この社団法人は、学者や研究者が核となる、そうした組織としたいと考えております。

 

社団法人を維持する資金のことは、未だ全く考えておりません。大切なのは、この事業に関わる「人間」です。それも未だ全く不十分な段階にあります。どうぞ志ある方は、これに関わる意思を示してください(代表理事 清永奈穂)

著作物について

「犯罪からの安全学習ノート」(中学生・高校生テキスト)は、こちらから info@safety-education.org お申込みいただけます。(一冊450円+税)。お申し込み方法は
1.メールかFAX(03-3941-5639)にて、お名前、ご住所、ご購入冊数を明記して送ってください。
2.すぐに郵送の手続きをいたします。同封の請求書に振込先が明記してございますので、そちらにノートが到着後お振込みください。
3.送料は、10冊以上だと無料、それ以下だと有料になります。
その他ご質問は 03-3946-5203にお電話いただければと存じます。

世田谷区での地域安全協議会

10月29日、世田谷区等々力で行われたの地域連絡協議会によんでいただき、お話をさせていただきました。世田谷区は、「初めての行ってきます」という幼稚園から小学校にあがるお子さん全員に配布する防犯冊子があり大変防犯意識の高い区です。

 この冊子の監修は、清永賢二にさせていただいており、2004年よりこの11年間配布されています。この冊子には「サポーターズマニュアル」という、大人向けにより詳しく解説されたものもあり、安全基礎体力をつける大切さ、体験型安全教育の大切さも記述されています。

 実は、体験型安全教育の歴史は、2003年からはじまった世田谷での調査実験から始まっています。(くわしくはこちら)。https://www.safety-education.org/%E4%BD%93%E9%A8%93%E5%9E%8…/

 継続することはとても大変ですが、これからもおそらく保護者の方々や地域の方々に、この地域での安全教育の大切さはうけつがれていくだろうと確信した昨日の会でした。ご準備してくださったMさんはじめ、用賀小学校の皆様、ありがとうございました。