「子どもの安全臨床指導士」の養成講習(東京都外もお申込みいただけるようになりました。)


下記、東京都内に限定しておりましたが、他県からのお問い合わせ
もあり、東京以外に在住の方もお申込みいただくようにいたしました。若干名まだお申込みいただけます。ご興味ある方は、どうぞよろしくお願いいたします。



*****************



「子どもの安全臨床指導士」の養成講習


最近の講習会の開催状況を踏まえ、下記の要領で指導士養成講習会
を催します。


この指導士資格を得ることで、自治体や学校などで行う、子どもの
安全分野の指導・講演に「全国市民安全教育協会」から推薦・参加できます。


1.主催


  「全国市民安全教育協会」


2.全国市民安全教育協会の構成

  代表 (議長;元日本女子大学教授犯罪行動生態学専攻)理事大学教授4名、研究所代表1名、教育実践シニアエキスパート4名

3.今回講習内容
 (1)期日・・・・・2014(平成26)年11月16日(日)(午後1時~午後5時)
 (2)募集人員・・・10名

(3)講習内容
   ①安全に関する座学(子どもの安全の現状、指導内容・指導方基礎教養など)   
    ②安全に関する実地指導(臨床実践指導。要指定の服装)
    ③子どもの安全基礎能力診断法(テストの行い方)
    ④最終テスト及び面接
    
(4)場所・・・・グランドアーク半蔵門(〒102-0092 東京都千代田区隼町1−1 電話:03-3288-0111)
(5)講習受講費
   8000円(2級指導士免除取得。含む、教科書及び自学用DVD費)
(6)申込先・・・指定の簡単略歴や動機理由等を書いて、10月31日までに
下記に送る。
112-0012
東京都文京区大塚2-4-8-705
NPO法人体験型安全教育支援機構

(7)その他
 この講習を受講しても、必ずしも「子どもの安全臨床指導士」資格を得るものとは限りません。
受講生は、今回得ることが出来なくとも、次回以降、無料で受講し試験を受けることが出来ます。

犯罪から子どもを守るためにー富士市防犯まちづくり講演会ー

昨日、富士市の防犯まちづくり大会で、清永奈穂が講師として子ども・女性・高齢者の安全についてお話ししました。話しの中心は、犯罪者の行動を知る、ということと子どもへの犯罪をどう防ぐか、でした。

 講演の中で、下記のような「現代の犯罪者気質6つの一般的特徴」についてお話ししました。

①いかなる犯罪者でも犯行時はおびえている

②プロになるほど高い知能・技術・豊富な情報(常時学習)

③高い偏執性ー妄想性

④社会や周辺への強い被害意識ー復讐心

⑤巧みな自己弁護ー強い中和の精神

⑥あきらめ悪く、隙あれば何度でも繰り返し襲い、みえはり

そして、いかなる犯罪者でも、突然被害者の目の前に現れていきなり犯行を犯すのではなく、犯罪者が被害者に到達するまで線となって動いている。その線を妨害するような何らかの防止策が入れば、犯罪者が被害者を襲うことを防げる、ということをお話ししました。

防止策の基本形は、8つあります。遮断、威嚇、阻止、回避、強化・教育、乖離、強制(教育)、そして環境改善です。(詳しくは「犯罪者はどこに目をつけているか」新潮新書、または「防犯環境設計の基礎」彰国社))

 犯罪者は、情報を集め、周到に準備し、行動します。防ぐ方も、防犯データを集め、犯罪に対して十分に準備し、ふせがなければなりません。事件が起きるたびになぜ防げなかったのか、悔しさがつのります。今月来月は防犯月間が始まるため、講演等が増えます。各地でできる限りのことをお伝えできたらと思っています。

写真は、静岡での安全教室の途中の休み時間に、質問に来てくれた女の子とお話ししているところです。「こうなったらどうなっちゃうんだろう、こわいな」と相談に来てくれました。子どもたちとのこういう一つ一つの会話も大事にしていきたいと思います。

「子どもの安全臨床指導士」の養成講習

「子どもの安全臨床指導士」の養成講習

最近の講習会の開催状況を踏まえ、下記の要領で指導士養成講習会を催します。

この指導士資格を得ることで、自治体や学校などで行う、子どもの安全分野の指導・講演に「全国市民安全教育協会」から推薦・参加できます。

1.主催

  「全国市民安全教育協会」

2.全国市民安全教育協会の構成

  代表 (議長;元日本女子大学教授犯罪行動生態学専攻)理事大学教授4名、研究所代表1名、教育実践シニアエキスパート4名

3.今回講習内容

 (1)期日・・・・・2014(平成26)年11月16日(日)(終日午前10時~午後4時)

 (2)募集人員・・・10

(東京都内居住、男性5名、女性5名。年齢20歳代~60歳代)

(3)講習内容

   ①安全に関する座学(子どもの安全の現状、指導内容・指導方基礎教養など)   

    ②安全に関する実地指導(臨床実践指導。要指定の服装)

    ③子どもの安全基礎能力診断法(テストの行い方)

    ④最終テスト及び面接

    ⑤昼食持参(食事をしながらのフリーディスカッション)

(4)場所・・・・東京都文京区内

(5)講習受講費

   8000円(2級指導士免除取得。含む、教科書及び自学用DVD費)

(6)申込先・・・指定の簡単略歴や動機理由等を書いて、10月31日までに

下記に送る。

112-0015

東京都文京区大塚2-4-8-705

NPO法人体験型安全教育支援機構

(7)その他

 この講習を受講しても、必ずしも「子どもの安全臨床指導士」資格を得るものとは限りません。

受講生は、今回得ることが出来なくとも、次回以降、無料で受講し試験を受けることが出来ます。

(8)連絡先

 担当 飯田(03-3946-5203)

文京区スクールガード研修会

地域を歩いてみよう

7月2日、文京区スクールガード研修会で、通学路の子どもの安全確保についてお話ししました。子どもたちがどこで、どのような被害に遭っているか、最近の性犯罪者のタイプ、そしてどのように守ればよいのか。1時間半の研修でしたが、非常に、お母さんたちのご意見が活発で、内容の濃い物になったと思います。文京区は比較的、安全な地域です。が、しかし犯罪というのは、転移性があります。時間を変え、場所を変え、内容を変え、人を変え、「やりやすい」ほうに移ってきます。継続性のない活動は、犯罪者に隙を与えてしまいます。保護者も、地域も、こどもたちもが一緒にやっていけることを、もっと文京区で考えて行きたいと強く思った会でした。

栃木県ぼうはんカレッジ2014

6月29日、栃木県ぼうはんカレッジでお話ししました。今市の女児殺害事件の容疑者が逮捕されましたが、事件の傷は、地元では癒えていません。今後、どのように子ども見守り活動をしていけばよいのか、会場の方と一緒に、考えました。結論としては、やはり、子ども自身が、危機を知り、考え、勇気を出して行動できるよう、地域が教育していく、ということでした。

 今年で3年目の栃木での講演。毎年毎年、貴重な機会をいただき、感謝申し上げます。

杉並区児童館職員研修会で講演しました

 今日は杉並区の児童館職員研修で、二時間半にわたり「子どもが自分自身を守る力をつけるために大人ができること」ということでお話ししました。

 職員の方と一致したのは、自己肯定感、自尊心のある子どもを育てていこう、ということでした。自分が大切にされていると感じ、自分が人よりもちょっとすごいぞと思えることが一つでもあれば、安全に生きていく力になるのだという思いは児童館の職員の皆さんも私も一緒でした。

 写真は、安全基礎体力(体力、危機への知恵知識、コミュニケーション力、大人力)を児童館の生活の中でつけて行くにはどのようなプログラムが考えられるか、グループ討論していただいているところです。非常に面白いアイデアがたくさん出ました。児童館は地域の子育てにとって、大事な基地でもあります。

 予算は削られていますが、守りたい、また頑張ってほしい場所だと思います。

子どもの安全確保について栃木県教育委員会で講演します。

栃木・今市市(現在の日光市)で、2005年、当時小学校1年生の吉田有希ちゃんが行方不明となり、茨城県内で殺害されているのが見つかりました。この事件で、別の事件で逮捕・起訴されている男が、女の子殺害の疑いで、6月3日午後に逮捕されました。まだ詳細はわかりません。全てが解明されるには、まだ時間がかかるかもしれません。

栃木では、この事件をきっかけに、子どもの通学路の安全に関して、パトロールを増やすなど工夫され、防犯ボランティアの活動も非常にさかんになりました。二度と同じような事件を起こさない、との気持ちで臨んでこられた方も多いと思います。

 弊所では、この何年間も、栃木県危機管理課で子どもの通学路の安全確保に関して講演をさせていただいておりますが、今年度は、教育委員会が主催するスクールガードリーダー研修会でもお話しさせていただきます。子どもを守るために、地域が何ができるか、参加者の皆さんと、改めて考えて行きたいと思っています。

なお、今市の事件に関しては特別顧問の清永賢二等弊所研究員が事件直後に分析しております。詳しくはこちらステップ総合研究所「事件現場に学ぶ②今市」をご覧ください。