3月26日、27日の体験型安全教室(地震編)に向け、3月19日に文京シビックセンターにて早稲田大学の学生サークルWASENDの皆さんに講師養成講座を実施しました。長岡造形大学名誉教授平井邦彦先生を講師にお招きし、プログラムの基本と当日の実践プログラムを体験していただきました。当日が楽しみです!
「養成講座」カテゴリーアーカイブ
中国(北京)の幼稚園教諭対象「体験型安全教育による子どもの安全指導」 に関する指導士養成講座開催のお知らせ
下記講座を東京で開催します。
主催:一般社団法人安心安全教育協会
時期:2019年6月17日及び18日(2日間)
場所:1日目は東京都中央区内、2日目は板橋区内私立幼稚園
※詳細はお申込みの方に別途お知らせいたします
北京市の幼稚園の先生15名(増える可能性あり)が来日し、1日目に不審者の見分け方と子どもの目の動きを学び、
2日目に日本の幼稚園を実態査察します。
1日目の講座について、受講状況を見学したい方は、下記の連絡先に電話でお申し込みください。
17日のみ5名様に限り参加可能です。
当日参加費用:50,000円(交通費別。資料代含む)
問い合わせ先:NPO法人体験型安全教育支援機構 電話03-3946-5203
(文責 堤紘子、岡野育子、清永奈穂 2019・04・22)
幼稚園・保育園・こども園等指導者向け講習会を開催します!!
速報 キリン子育て応援事業・大地震からの子どもの安全確保講習会終了しました
本日(7月28日)、平井邦彦(長岡造形大学名誉教授)、矢崎良明(安全教育学会理事)、清永賢二(一般社団法人「安心安全教育協会代表理事」)等を主任講師とする講習会が無事終了しました。
受講生は広く全国的に滋賀県、石川県、愛知県、埼玉県、千葉県、東京都杉並・東京都豊島から参加しました。
講習会は、砂川優子、堤紘子両NPO体験教育支援機構理事の司会の下、用意されたテキストを前に、「大地震その時をどうする」について主任講師と他ではできない質問を中心に、大変活発なやり取り質疑応答風景で進みました。具体的には、大地震現場をほとんど歩いた平井講師の阪神大震災、長岡地震、日本海中部地震、東北大地震、熊本地震等、また酒田火災、糸魚川火災などの大火災、関東大地震の歴史的経験を中心に本当に貴重な講義が聞けました。参加者からは「この講義は大変もったいない」「こんな話は聴いたことがない」という声がもれました。
最終筆記試験を経て最終的に体験型安全教育指導士補・地震選考として8名の方が認定されました。
この講習会で指導士補の資格を得ると同時に、皆さん「安全教育は危機を通して子どもを大人にすることを目的とすること」ということを十分体得して頂けたと主催者として自負しております。
ともかく少人数でしたが(初めからそのように設定しました)それだけに非常に活発なやり取りがなされ、受講生の方には相互に親密できわめて贅沢な学びの時間を過ごしていただけたと思っております。まるで地震学専攻大学院ゼミのようなやりとりでした。改めてキリン子育て応援事業の方々に深く感謝申し上げます。
おおぜいが一度に講習会を受講するより、こうした少人数の講習会を持つことが質の高い指導士育成にいかに有効かを実感させていただきました。受講生の間から、今後もぜひ続けてもらいたいとも声が挙げられました。また時間が足りない(10PM~5AM)ので、合宿のようなことは考えられないかというご意見も飛び出ました。
この地震に続いて少人数の犯罪からの安全指導士育成講座を開講いたします。
最後はキリンジュースで乾杯して終えました
【開催決定】キリン福祉財団子育て応援事業助成「安全教育地震専攻指導士補」養成講座 受講生募集
巨大地震に備え子どもを指導する体験型安全教育地震専攻指導士(補)受講生を求めます
キリン助成財団からの助成を受け下記の体験型安全教育地震専攻指導士(補)の講習会を開催いたします。
これからの30年間に非常に高い確率で巨大地震の発生が予想されています。災害弱者である子ども達に「その時どうする?」を教えることが緊急の課題となっています。子ども達に避難しろ!、と教えても「避難の前に生きること、生き続け」ねば避難も何もあったものではありません。私どもは、そのための実践的指導が出来る「体験型安全教育地震専攻指導士(補)」の養成を行います。
具体的には、本講座では従来の「机にもぐる」といった避難活動にいたる前の「揺れのその瞬間」にどこにいても子ども達が自力で判断できる力を身につける為に発達段階に応じた体験型安全教室を開催し、指導を担う人材を育成します。保育関係者、学校関係者の方々にもぜひご参加いただきたい内容です。
講師には、長岡造形大学名誉教授 平井邦彦氏 や 学校安全教育本研究所教授・事務局長・鎌倉女子大学講師 矢崎良明氏、ステップ総合研究所特別顧問 清永賢二氏(元日本女子大学教授)をむかえ、長年の研究を踏まえたなかでの「子どもと地震」という視点からの講義を展開いたします。
講習では最終試験を経て「体験型安全教育指導士(補)」の資格を一般社団法人安心安全教育協会から得ることが出来ます。この資格を有することで「その名称」を使用でき、子どもや関係者の指導・講演を無償で行うことが可能となります。※有償は「体験型安全教育指導士講習」を経て「士」の資格を得てからとなります。
< 講座内容(予定) >
時間 | 講座 | 担当 | 内容 |
10:00 | 講座開講にあたって | NPOスタッフ | 本日の流れ 他 |
10:10~11:00 | 地震基礎論 | 矢崎良明氏 | 地震の発生メカニズム等、地学的見地からの地震の基礎を学ぶ |
休憩10分 | |||
11:10~12:00 | 「地震と子ども」基礎論 | 平井邦夫氏
清永賢二氏 |
地震発生時に見られる子どもの行動
~日本海中部地震(1986年)以降の大地震での研究から分かること |
12:00~13:00 | 昼食休憩 | ||
13:00~13:50 | 地震に立ち向かう① | 清永奈穂氏 | 従来の避難訓練に至るまでの「避難行動」について。 |
休憩10分 | |||
14:00~14:50 | 地震に立ち向かう② | NPOスタッフ | 実際の教室指導例を題材に指導方法を学ぶ |
休憩10分 | |||
15:00~15:30 | 安全教育地震専攻指導士補認定試験 | ||
15:40~16:40 | 面接 | 当講座講師による面接 | |
16:50~17:00 | 修了式 |
日時:平成29年7月28日(金)10時~17時
場所:アカデミー音羽(学習室A) 東京都文京区大塚5丁目40−15
対象者:子どもの安全に興味・関心がある方。また、活動を通して地域社会への貢献等を考えている方。幼稚園・保育園関係者、学校関係者 で従来の避難訓練をより充実した形にしたいと思っている方。
参加費:5000円(資料代込み)
人数:30名(先着順)
申込方法:① 氏名 ② 住所 ③ 性別 ④ 職業 ⑤ 連絡先
を添えて FAX:03-6912-2678 または info@safety-education.org (担当;砂川)までご連絡ください。
申込締め切り:平成29年7月18日(火)午後5時
キリン福祉財団子育て応援事業助成「安全教育地震専攻指導士補」養成講座 開講予定のお知らせ
このたび、公益財団法人 キリン福祉財団(キリンビール株式会社が設立した福祉目的専門の財団)の助成金を受けて、大地震からの子供の安全確保を目的として「行動する地域ボランティア育成」のための講習会を開催予定です。
この講座の目的は、子どもたちに大地震からの避難に必要な能力を、「体験的な安全指導」を通して身につける「体験型安全教育」を行う人材を育成する事です。
従来の「机にもぐる」といった避難活動にいたる前の「揺れのその瞬間」にどこにいても子ども達が自力で判断できる力を身につける為、また、発達段階に応じて被災後の「共助(助け合う)力」も身につける為の体験型安全教室を開催し、指導を担う人材を育成します。
開催日時:平成29年7月末~8月初旬うちの1日講座(午前2時間、午後4時間程度)
開催場所:東京都文京区内
予定人数:30名程度
申込方法:メールまたは、ファックスにて。応募多数の場合は、先着順。
参加費:未定
応募資格:子どもの安全に興味・関心がある方。また、活動を通して地域社会への貢献等を考えている方。幼稚園・保育園関係者、学校関係者 で従来の避難訓練をより充実した形にしたいと思っている方。
具体的な講座内容、および日時、申込方法等はご覧のHP上にて随時お知らせいたします。また、お問合せはinfo@safety-education.orgまで。
一般社団法人「安心安全教育協会」が 認可されました
上記表題の一般社団法人が認可されました。代表は、元日本女子大学教授で(株)ステップ総合研究所の特別顧問である清永賢二が就任しました。
この一般社団法人を作ることは清永の長年の夢でした。
夢は「次世代の人間=日本人を創ること」にありました。
今の子どもたちは、あまりにも目に見える実際的な危機に囲まれていると思います。彼らが危機に直面し、死んでしまえば、あるいは死ぬまでもなく生きる希望を失ってしまえば次世代も何もありません。
その危機を乗り越える力(=安全基礎体力と呼んでいます)をいかにして付けるか、が清永の夢でした。
その力は、実学から学び取るものであり、体験をベースにする以外ないものと思い定めております。
視野に収める危機は、現在の所、①犯罪、②地震、③交通安全、④いじめ問題、⑤児童虐待、⑥一般青少年問題、⑦高齢者詐欺被害問題、⑧女性犯罪被害問題そして⑨外国籍流入子弟に関する問題などです。
これらを検討する基礎的資料(書籍やDVD、写真など)は、諸外国のものを含め膨大なものがあります。特に写真は、国内外のもので5万点以上あります。
これまで①NPO組織(体験型安全教育機構)、②研究組織((株)ステップ研究所)を創ってきました。研究所は創ってから20年近くになろうとしています。決して派手ではありませんが、研究所で体験教育のベースとなる研究や教科書そしてDVD作りを重ね、NPOでそれを普及すべく大忙しの毎日です。
昨年末には、愛知県名古屋市でおそらく世界で初めての体験教育施設も昨年作りました。(詳細はステップ総合研究所)。
この安全教育の問題と必要性は、中教審も提案し、3年後からカリキュラムに正式に入るものと思います。
そういうことを下敷きにおいて、こういう問題は、社会全体で取り組む問題だと思っております。そこで③社団法人を創り、多くの方の参加を下求めることを考えました。この組織を作ることで今までの2つの組織、研究所は研究、NPOはその実践、社団法人は多くの方の参加の窓口、と三拍子が揃うと思っております。
この社団法人は、学者や研究者が核となる、そうした組織としたいと考えております。
社団法人を維持する資金のことは、未だ全く考えておりません。大切なのは、この事業に関わる「人間」です。それも未だ全く不十分な段階にあります。どうぞ志ある方は、これに関わる意思を示してください(代表理事 清永奈穂)