3月26日、27日の体験型安全教室(地震編)に向け、3月19日に文京シビックセンターにて早稲田大学の学生サークルWASENDの皆さんに講師養成講座を実施しました。長岡造形大学名誉教授平井邦彦先生を講師にお招きし、プログラムの基本と当日の実践プログラムを体験していただきました。当日が楽しみです!
「大人向け講習会」カテゴリーアーカイブ
座間高校 人権教育講座
3月22日、座間高校にて、犯罪と人権について高校生と先生方550名の方々にお話をしてまいりました。二コマ時間をいただき、犯罪とは何か、犯罪者の行動、犯罪を防ぐために何が必要か、など、体験も交えてお話しさせていただく機会をいただきました。 ご準備くださった先生方、寒い中体育館で協力してくださった高校生の皆さん、ありがとうございました。ご自身や、友達などの尊厳、大事にしていってほしい、と心から願います。
体験型安全教室 地震編 開催しました。
3月26日、27日、有明にある「そなえりあ」にて、体験型安全教室「地震編」を開催いたしました。ご参加くださった皆様、ありがとうございました!
大人も子どもも地震が起きた「その時」と「その後」に命を守ることを、危機を疑似体験しながら学ぶ教室。「さんかしてよかった!」というお声を沢山いただきました。
準備・後片付け・子どもへの指導を手伝ってくださった早稲田大学の学生サークルWASENDさん、車椅子の指導をしてくださったさわささん、長岡造形大学名誉教授平井先生、日本大学教授田中先生、ありがとうございました! 大道具セット、運搬、全て整えてくださった子ども応援団結の皆様にも心より感謝申し上げます。
そして、ブリヂストン様からのご寄付と、教育実践研究会のご寄付にて開催できましたこと、心より御礼申し上げます。
子どもの通学の安全確保を!犯罪から子どもを守ろう!
先にも書いてきましたが、子どもの行き帰りに注意しましょう。
➀通学路の安全を見守ってきた「地域ボランティアの眼」が非常に薄くなっています。場所によっては、無くなっています。
②分散登校などで、子どもの登下校が多くの学校で「さみだれ・バラバラ」になってきています。一人の登下校。
③みんな、マスク着けて誰が不審者かわから無くなっています(不審者になりやすい。悪さをした人が逃げやすい)。
④みんな自己抑制を重ねてきており、体の内部にマイナスのエネルギーを持った人(いたずらしたい人)が多くなっています。
以上の➀から④のことから次の6点を緊急提言します。
1.学校への朝の通学は、集団で! 久しぶりの登校なので、危ないところへの「感覚(センス)」が失われている場合が多い。特に車の通行に注意!!
2.集団登校が望めないところは、必ず「親(保護者)」が送る。
3.下校も同じ「親(保護者)」がしばらくの間(1ヶ月ほど)迎える(3年生まで特に)
4.できるだけ皆一緒に下校。皆と別れた後のお家までの「道路」に注意。お家が見えても注意。
5.先生は、帰り際に「前後左右の人や車に注意」と一言必ず教示。
6.通学路の商店等の方は、静かに子どもの行き帰りを見守る(瞬間ボランティア)。7.声を掛けられた子どもは、キッパリと「イヤです・ダメです・生きません」と断り、前を向いて「さっさ」と歩き去る。
日経デュアル「自粛で子の防犯意識が低下 今と学校再開後の注意点」
日経デュアルに、「自粛で子の防犯意識が低下 今と学校再開後の注意点」と題し、
休校中と再開後の子どもの犯罪からの安全について掲載されました。
マスクによって不審者が見分けにくいこと、SNSによる犯罪など述べています。
新型肺炎で様々な我慢を強いられている子ども達が、犯罪などの被害に遭い、これ以上つらい目にあうことは、あってはならないことです。
ぜひお読みいただければと思います。
留守番中の子どもの安全に要注意!
休校中の子ども達がお留守番をしている時に、ドロボウと鉢合わせし、怖い思いをした事件が起きています。
幸い今のところ、子ども自身が暴力を受けたりした被害はありませんが、家のガラスを割られたり「前を見ていろ!」といわれてその間に金品を盗られたりという、非常に恐ろしい思いをした子ども達がいます。
こんな時に、なぜそんなことを!と怒りがわいてきます。
ぜひ,お留守番の際に気をつけること、または家族全員が不在の時にも気をつけるべき家のセキュリティ対策をここで確認しておきましょう。
1.裏手横手の鍵をしっかり!
犯罪者は、正面から侵入する場合もありますが、大抵家の横手、裏手から侵入します。ちょっとした小窓や、ベランダ、二階の窓などの鍵が閉めてあるか、必ず大人がルスをするときには確認しましょう。季節も良くなり、窓も開けたいと思いますが、外から侵入されやすい窓は、意識的に閉めておきましょう。
2.3つの鍵
できれば、窓の鍵は、真ん中、上、下の3箇所施錠しておきましょう。とにかく侵入に時間をかけさせること。5分以上時間のかかる家は諦める傾向にあります。
3.家に大人がいるふりをする1
ラジオや、テレビ、音楽などをかけて、家に家人が在住していることを示すこと。
そして、カーテンなどを開け放して中に子どもだけでいることを見せない工夫もしておくと良いです。「お母さん今日いないんだ」など大きな声で外でお話ししないように、約束しておくのも良いでしょう。
4.家に大人がいるふりをする2
子どもだけで留守番をしていても、外にでることもあるでしょう。子ども達が帰ってきたら、「ただいま!おとうさん!」等言いながら入ると良いです。もしもついてきている者がいたりしたとき,家の様子を周りでうかがっている者がいたときも「あ、ここは父親がいるのか、、」と思わせることができます。
5.電話や宅急便などのルールを決めておく
決められた電話番号にしか出ない、宅急便はでるかでないか、外に置いてもらうように手配するなど、ルールを必ず決めておきましょう。。
6.近所の人と協力をする
普段から仲良くしているご近所がいたら、時々様子を見てもらうようにすると安心です。また、ドロボウはほとんどの場合下見をします。見慣れない人が家の周りをうろうろしていた、車がじっと止まっていたなどあったら、近所の人に教えてもらうようにしましょう。もちろん、そんなときはすぐに110番。警察にパトロールしてもらいましょう。
留守番中の子どもの安全の番組もあります。
こんなときだからこそ、犯罪からの安全対策、しっかりしていきたいですね。
子ども安全リアルストーリー 留守番編
https://www.nhk.or.jp/tokkatsu/anzen/?das_id=D0005170499_00000
中国(北京)の幼稚園教諭対象「体験型安全教育による子どもの安全指導」 に関する指導士養成講座開催のお知らせ
下記講座を東京で開催します。
主催:一般社団法人安心安全教育協会
時期:2019年6月17日及び18日(2日間)
場所:1日目は東京都中央区内、2日目は板橋区内私立幼稚園
※詳細はお申込みの方に別途お知らせいたします
北京市の幼稚園の先生15名(増える可能性あり)が来日し、1日目に不審者の見分け方と子どもの目の動きを学び、
2日目に日本の幼稚園を実態査察します。
1日目の講座について、受講状況を見学したい方は、下記の連絡先に電話でお申し込みください。
17日のみ5名様に限り参加可能です。
当日参加費用:50,000円(交通費別。資料代含む)
問い合わせ先:NPO法人体験型安全教育支援機構 電話03-3946-5203
(文責 堤紘子、岡野育子、清永奈穂 2019・04・22)