2月21日、三重県立菰野高校で「防犯ワークショップ」と題し、安全教室を実施しました。
高校1年生160人の生徒さんを男女に分けて、本物の犯罪者の証言や事件の話を交えながら犯罪の基礎について学び、いくつかのケースについて「自分だったらどうするか」「どう動けるか」ということを考えやってみるということをしました。
男子は冒頭いきなり「今、地震が起きたらどのようにして身の安全を守るか?」という問いかけに対して「やってみる」というところから始めました。
急な問いかけに戸惑いながらも、すぐに行動に移せた人、お友だちにただ付いて行った人、いろいろな人がいました。
女子には実際の事件を通して犯罪がどうやって起こるのか、ロールプレイを交えながら起こりうる危機を予測して自分の行動に責任を持つことの大切さをお話しました。
短い時間ではありましたが、知識があるだけでも、護身術があるだけでも危機は乗り越えられない、自分で選んで、実行し、その選択に対して責任を負う「大人力」が欠かせないという事が実感できたのでは、と思います。
三重県教育委員会の大森先生をはじめとする皆さま、菰野高校の小澤先生をはじめ先生方、生徒のみなさん、ありがとうございました!
【参加した生徒さんからの感想】
・周囲をよく観察し、自ら犯罪に出会わないように気をつける
・危険な状況がたくさんあることが分かったので、しっかり考えて行動していきたい
・防犯ボランティアができるようになりたい