巨大地震に備え子どもを指導する体験型安全教育地震専攻指導士(補)受講生を求めます
キリン助成財団からの助成を受け下記の体験型安全教育地震専攻指導士(補)の講習会を開催いたします。
これからの30年間に非常に高い確率で巨大地震の発生が予想されています。災害弱者である子ども達に「その時どうする?」を教えることが緊急の課題となっています。子ども達に避難しろ!、と教えても「避難の前に生きること、生き続け」ねば避難も何もあったものではありません。私どもは、そのための実践的指導が出来る「体験型安全教育地震専攻指導士(補)」の養成を行います。
具体的には、本講座では従来の「机にもぐる」といった避難活動にいたる前の「揺れのその瞬間」にどこにいても子ども達が自力で判断できる力を身につける為に発達段階に応じた体験型安全教室を開催し、指導を担う人材を育成します。保育関係者、学校関係者の方々にもぜひご参加いただきたい内容です。
講師には、長岡造形大学名誉教授 平井邦彦氏 や 学校安全教育本研究所教授・事務局長・鎌倉女子大学講師 矢崎良明氏、ステップ総合研究所特別顧問 清永賢二氏(元日本女子大学教授)をむかえ、長年の研究を踏まえたなかでの「子どもと地震」という視点からの講義を展開いたします。
講習では最終試験を経て「体験型安全教育指導士(補)」の資格を一般社団法人安心安全教育協会から得ることが出来ます。この資格を有することで「その名称」を使用でき、子どもや関係者の指導・講演を無償で行うことが可能となります。※有償は「体験型安全教育指導士講習」を経て「士」の資格を得てからとなります。
< 講座内容(予定) >
時間 | 講座 | 担当 | 内容 |
10:00 | 講座開講にあたって | NPOスタッフ | 本日の流れ 他 |
10:10~11:00 | 地震基礎論 | 矢崎良明氏 | 地震の発生メカニズム等、地学的見地からの地震の基礎を学ぶ |
休憩10分 | |||
11:10~12:00 | 「地震と子ども」基礎論 | 平井邦夫氏
清永賢二氏 |
地震発生時に見られる子どもの行動
~日本海中部地震(1986年)以降の大地震での研究から分かること |
12:00~13:00 | 昼食休憩 | ||
13:00~13:50 | 地震に立ち向かう① | 清永奈穂氏 | 従来の避難訓練に至るまでの「避難行動」について。 |
休憩10分 | |||
14:00~14:50 | 地震に立ち向かう② | NPOスタッフ | 実際の教室指導例を題材に指導方法を学ぶ |
休憩10分 | |||
15:00~15:30 | 安全教育地震専攻指導士補認定試験 | ||
15:40~16:40 | 面接 | 当講座講師による面接 | |
16:50~17:00 | 修了式 |
日時:平成29年7月28日(金)10時~17時
場所:アカデミー音羽(学習室A) 東京都文京区大塚5丁目40−15
対象者:子どもの安全に興味・関心がある方。また、活動を通して地域社会への貢献等を考えている方。幼稚園・保育園関係者、学校関係者 で従来の避難訓練をより充実した形にしたいと思っている方。
参加費:5000円(資料代込み)
人数:30名(先着順)
申込方法:① 氏名 ② 住所 ③ 性別 ④ 職業 ⑤ 連絡先
を添えて FAX:03-6912-2678 または info@safety-education.org (担当;砂川)までご連絡ください。
申込締め切り:平成29年7月18日(火)午後5時