10月27日、荒川区立尾久小学校で、低学年、中学年、高学年それぞれに体験型安全教育を行いました。
低学年・中学年には連れ去り防止の体験授業を、高学年には、インターネット・SNSの安全について体験的に授業を行いました。
高学年の授業では、「わかっているけれどやってしまう」を前提として、危機を予測するだけではなく乗り越えることを、
そして、ただネットの術(すべ)だけを教えるのではなく、実は犯罪者の行動、つまり低学年・中学年で教えることの連続性にあることを念頭に授業を行いました。尾久小では、昨年も体験型安全教育を行っているので、高学年の子どもたちにも、犯罪の連続性のなかでインターネット・犯罪について伝わったと思います。
授業後、先生方から「狙い通りでした。子どもたちは、便利だけれど、使い道を間違えると怖いところもあるSNSによる犯罪、トラブルについて真剣に考えだのではないか」との言葉をいただきました。ぜひ、犯罪からの安全教育、全学年で読んでいただけましたら幸いです。
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大地震時における幼稚園児のための指導書「なまずのグラちゃんにはまけない ぞ」完成
就学前のお子様向け「初めてのいってきま~す!」シリーズの大地震版です。
幼稚園の年長組さんは、もうすぐ小学校に通うことになります。その初めての
日、玄関先で安心して「行ってらっしゃい」「行ってきます」と言いかわす音
ができるよう、地震に対応する基礎的体力を付ける目的で副題「はじめてのい
ってきます」を付けました。
タイトルの由来は、昔から大地震は大鯰が引き起こすもの、という言い伝えか
らです。表紙には、ユニークな姿をしたグラちゃんの勇姿が踊っています。
本指導書の作製は、年少・年中向け教材は、公益財団法人森村豊明会様、年長向け教材は東京都福祉保健財団の助成費をいただきました。
とても助かりました。深く感謝申し上げます。
また指導書の作製のみならずこの指導書を使った指導者(幼稚園の先生)の
育成講習会も開催し、好評を得ました。来年以降も続ける予定です。
(文責 砂川優子・堤紘子・清永奈穂 2018・11・06)