就学前児童の指導者向け事業で実験をします

森村平成29年度 森村豊明会様からの平成29年度研究助成
「幼稚園年少・年中組を対象とする大地震からの安全指導のための指導マニュアルの作成」
が完成に近づいて来ました。
その中で次のデータを入れようと企画しています。

1.先生「にじり寄り可能距離」実験
巨大地震が襲ってきたとき、先生は何秒で子どもの側に「にじりよる」ことができるか、その距離を測ります。最終的にこの実験により、先生は、普段から子どもの周囲何メートル内に居なければならないかを決めます。

2.ガラス「飛散」実験
園外に避難する際、園の建物から「ガラス」が落ちてくる危険性が考えられます。また園児が園庭で遊んでいた際、頭上にガラスが降ってくることも考えねばなりません。そこで園の施設、特に2階部のガラスが割れた時、園庭のどこまでそのガラスが飛び散るか、を実証実験します。
これによって「園児・先生は建物からどこまで離れなければならないか」がわかります。

 

これらの実験結果は、製作中の園指導者向けテキストに反映させていく予定です。

日刊スポーツに掲載されました

日刊スポーツ(6月4日版)で、不審者の子どもへの声掛けが巧妙化してきているということに合わせて、当機構の新しい教材「子どもの安全ガイドブック」をご紹介していただきました。

「子どもの安全ガイドブック」は、保護者の方向けにつくられた小冊子で、実際にどのような声掛けがあるのか、子どもにどのように注意を促したらよいのかなどがコンパクトにまとめられています。「いきません」「いやです」だけでは乗り越えられない声掛けにも対応できるよう、具体的な情報が満載のお得な1冊です。

日刊スポーツ(6月4日版)子どもへの「声かけ」巧妙化、家庭で断り方の練習を→https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201806040000217.html

東京新聞に掲載されました

東京新聞6月2日版に、ステップ総合研究所および当機構が監修している静岡県の体験型防犯教育事業「あぶトレ」の養成講座の様子が掲載されました。

記者の黒籔さんが静岡まで足を運び、丁寧に取材をしてくださいました。講座の様子だけでなく「なぜボランティアが安全教育なのか」「なぜ静岡でそれが実現できているのか」という視点からも鋭く書いてくださいました。黒籔さん、素晴らしい記事を本当にありがとうございました!

東京新聞(6月2日版)<子どもの命 守るために 6・4松戸女児殺害初公判>(下)県の人材育成 動き鈍く→http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201806/CK2018060202000141.html

日経DUALの連載(第二回)が公開されました

日経DUAL連載企画「親子で知りたい防犯教室」に第二回が公開されました。

今回のテーマは、犯罪から子どもを守る防犯標語「はちみつじまん®」。

「はちみつじまん®」は、これまでの事件や犯罪者の行動を分析したところから生まれた、あやしい人を見分けるための合言葉です。

不審者の行動や気質を正しく知ることで、「誰もかれも不審者ではない」ということと、外見や属性で人を判断してしまう差別の芽を摘むことができると私たちは考えています。「はちみつじまん®」には、単に犯罪から身を守るための知識であるだけでなく、周囲の人を信頼して安心して暮らしていける社会をつくることにつなげていきたいという意図も込められているのです。

日経DUAL 親子で知りたい防犯教室(第二回)犯罪から子どもを守る防犯標語「はちみつじまん」はこちらから→http://dual.nikkei.co.jp/atcl/column/17/050700085/060100002/