あと一日で2014年も終わりとは、、、。早いものですね。
「かぞくのじかん」に拙稿が(「子どもを危険から守るために、そのためにできること」)掲載されました。
今号は「穏やかな気持ちで子どもと過ごすために」「メリハリをつけて効率アップ」などなど、私にとっても耳の痛い、かつとても参考になる特集がたくさん。とても丁寧に作られている雑誌なのでもしお時間あればお手に取っていただければ幸いです。(清永)
あと一日で2014年も終わりとは、、、。早いものですね。
「かぞくのじかん」に拙稿が(「子どもを危険から守るために、そのためにできること」)掲載されました。
今号は「穏やかな気持ちで子どもと過ごすために」「メリハリをつけて効率アップ」などなど、私にとっても耳の痛い、かつとても参考になる特集がたくさん。とても丁寧に作られている雑誌なのでもしお時間あればお手に取っていただければ幸いです。(清永)
今年最後の安全教室は、文京区立大塚児童館での「駆け込み&体験型安全教室」でした(写真)。今回は児童館の先生が、保護者の方や、民生委員の方を集めてくださり、その方々が先生や不審者役をやってくださいました。実際に路上での声掛け、20メートル逃げるなどの練習を行いました。
事前の準備から事後の効果測定まで、地域で、地域の子どもたちに安全を教えることの定着化を試みてくださっている児童館の先生に心から感謝申し上げます。
じつはこの先生は、私の子どもたちが幼稚園に入る前にとてもお世話になった恩師です。私も母親として子どもへの接し方をたくさん教えていただきました。自分の地元で、お世話になった先生に、またこのような形で関わっていただける巡り合わせにも感謝しています。
来年は、色々な自治体で、体験型安全教育をわが地域でもということが始まります。私も末端でかかわらせていただくところもありますが、やはりその地域にあったやり方があります。犯罪防止は地域の文化にあった方法でなければ長続きしない、と思っています。
地域文化とともに、いのちを守るための教育を根気よく行っていくということは、どれだけ命や地域の未来に本気で関わろうとしているのかが試されるものだと思います。
もちろん、ボランティアはその場その時その人ができることを、が基本ですが、教育ボランティアの核となる人に関しては、知識と知恵、根気、などとともに、10年先を見る目、決して絶望しない、あきらめない心根を持っているか、そして地域や子どもへの愛、が問われるものじゃないかな、と思っています。
これは、今年各地でお会いしたボランティアの方々から学んだことでもあり、自分たちがやっていていつも反省することでもあります。その場その場だけの対蹠的な治療・教育になっていないか、街づくり、人づくりの礎となっているか、ときどきふりかえりつつ私はまだまだだなあ、、の繰り返しです。
今年は13歳以下の連れ去り事件が9年ぶりに100件を越し、振り込め詐欺などご高齢の方の犯罪被害も増えました。「あの時なんでもっと頑張ってくれなかったの?」と未来の子どもたちに言われないよう、来年もちょっと自分の限界を超えるつもりで、精進していく所存です。
今年も、本当に色々な方々に多大なるご協力をいただきました。ありがとうございました。来年も皆様にとって素敵な年になりますように。2015年もよろしくお願いいたします。
代表 清永奈穂