津山小学生刺殺事件犯人と加古川小学生刺殺事件の類似性は極めて強い
私たちは、2004年に岡山・津山市で起こった小学3年女児刺殺事件と、2007年兵庫県・加古川市で起こった小学2年女児刺殺事件の類似性がきわめて高いことに注目しています。
兵庫県・加古川市で起こった小学2年女児刺殺事件については、合計5度ほど現場に赴き、徹底した現場実査を行いました。その結果、この事件は現場周辺を熟知あるいは少なくとも2回以上歩き回ったものでしか実行できないと結論付けました。
岡山県津山市で起こった事件の犯人も加古川出身です。そのことだけで両事件の類似性を強調するものではありません。ほかに似通った点を11点上げることができます。
この2004年と2007年の事件(もし同一犯人であれば)の延長に犯人は、兵庫県姫路市(加古川に隣接)で2015年女子中学生の腹部をやはりナイフで刺しています。ナイフを振るって犯行に及ぶというのは、過去の事件事例から見て癖になる手口です。
2004年と2007年の事件を集約した1枚の要約表と、事件現場に関する膨大な写真(当時)をみながら、どうしたらこの種事件を防げるか、考え込んでいます。
(文責 清永奈穂 2018・05・30)