交通事故や川、山での事故などについても研究や体験教育をしています。
下記、一部ですが、ご紹介します。
▼家でお留守番中、の事故の注意
家の中で、子ども同士で遊ばせる場合、家のどこまで入ってよいか(入ってよい場所、悪い場所)を必ず決めておく。
特に、かくれんぼなどする場合、「探されない場所」を求めて、入ってほしくない場所、または非常に危険な場所に入ってしまうことが多々あるので要注意。
危険な個所としては、
洗濯機→洗濯機の中などに入ってしまい、ロックがかかってしまって、窒息死。
対応→
①洗濯機のある部屋に入れないようにしておく。
②絶対に洗濯機の中に入ってはいけない(でられなくなり、命を落とす)ということを、子どもに何度も話す。
③常日頃、未使用時でも、ドアは必ず閉めるようにしておく。
④ドアが開かないようにする「チャイルドロック機能」を利用する。
⑤チャイルドロック機能がない洗濯機は、ドアにゴムバンドを掛けるなどの工夫をする。
(ゴムバンドをつけるときは、接着剤でつけるフックを2つ用意し、洗濯機の両サイドに付ける。ゴムひもまたはかみをまとめるときのゴムを1メートルほど用意し、輪にして結びフックにとりつける。子どもの力ではあきにくくなる。)
お風呂場→風呂の中に遊んで、もしくは隠れて溺れる。または内側からカギをかけてしまい出られなくなる
対応→
①もしできたら、風呂に入らないよう、子どもの手の届かないようなところに鍵を設置し、外側から鍵を閉めておく
②洗濯機と同様、ドアにゴムバンドを掛けてあかないように工夫しておく
③風呂桶の水は抜いておく
ベランダ→植木鉢や台の上に上がり転落する
対応→①ベランダに出ないように鍵を閉めておく。(3カ所)外からの侵入も防ぐため。)
クローゼット→そのまま寝てしまう。場所によっては熱中症などになる。
対応→①入らないように子どもに伝える。
キッチン→火、油、水、食器、食べてはいけないもの(アレルギーなどがある場合)、洗剤など危ないものが沢山ある。
対応→①子どもだけの時はさわらないように言う。どれだけ危険か理由をきちんと話す。
② 手の届かないところに置いておく
(場合によって)窓→窓から身を乗り出し、転落。または窓を閉めようとして指を挟んでけが。
対応→閉めておく。できれば3カ所。補助錠などを使う。
風通しを良くするのであれば、数センチ以上あかないような、ストッパーを付けておく。侵入防止のためには、窓が割れないような「防犯フィルム」を貼る。どれもDIYのお店などで簡単に入手可能。(休業対象にはなっていない)
▼道路の注意
<危険ポイント>
・交差点や、車道と歩道の分離していない道路。
<回避の方法>
・交通事故にあわないよう、信号の1メートル手前で必ず止まる。(子どもの視野は狭いので(小5くらいまでは非常に狭い)、信号のギリギリでたっていると右や左から来る車が見えない。)。渡るときは必ず、右と左をよく観る
・車道と歩道の分離していない道は特に注意。こういう道路でかつ往来の多い道路は、特に小学生は1人で歩かない。
・怪しい動きをしている車やバイク(スピードが速くなったり遅くなったりする、蛇行している、ゆっくりずっとつけてくる等)がいたら、いったん止まって先に行ってもらう。